2014年11月21日金曜日

白いカラーの刺繍

白いカラー、清楚で、清潔そうで、きれいな花ですね。

今回は、白い苞(ホウ)を持つカラーをニードルペインティングしました。

苞(ホウ)とは、葉が変化したもので、本来の花は、苞の中の黄色い棒状の部分だそうですが、
苞には、白、ピンク、黄色、紫など、きれいな色が目立つので、ここが花びらに見えますよね。

では、いつものように、下書きから、

右側が、鉛筆で描いた
アウトラインと、影。



左側は、色鉛筆で簡単に色を付けたイメージ画です。













クネクネとした葉の、下側の
影になっている部分に、
かなり暗い緑色2色を使っています。

葉の表面にも、明るい所と、影になっているところを、先に刺繍しておいて、その間を、中間の色で埋めていきます。











葉を全部刺繍糸で埋めようかと思っていたが、葉の前と後ろにある、カラーの茎との判別が分かりにくくなりそうなので、

葉の全体埋めは止めて、
半分ほど刺繍して、

茎の方をより浮き上がらせるようにしてみました。

茎は、影の方から明るい色へ、
split stitch で、縦に刺繍糸を運びました。






茎から、白い苞にかけての、色の移り変わり
緑色から、黄色、白へと、

long and short stitchの、split stitch



右側のカラーのまだキュッと巻いている苞の影の部分が、きれいに表現できませんでした。

白いものの影の付け方は、どうしたら、いいのかしら?






出来上がりです。

右上から、光がさしている前提です。
白くてきれいな苞に、グレーを使いすぎると、汚れたようなカラーになってしまうので、
影の色選びが、むずかしかったです。


少しだけ、写真を写す方向を変えて、上から見た感じです。




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