2014年9月26日金曜日

ピエロの刺繍の小さなポーチ

いつでも、どこへでも、出かけるときには持ち歩いていた
携帯用ソーイングキット
スカートやズボンののすそがほつれた時、ボタンが取れかけた時など、
何度も出かけた先で使いました。

その携帯用ソーイングキットの入っていたポーチが、
いつの間にか汚れていて、洗濯してもきれいにならないので、
作り変えることにしました。

布は、私の夏用のスカートを利用して、リメイクです。

ボタンを使ったかぶせ型にしようと思い、ボタンの入っている箱から
ちょうどいいものを探しているときに、ひらめきました。

このボタンをただ付けるだけじゃなくて、デザインに取り入れたら面白い。

そして、すぐに思いついたのが、≪玉乗り≫です。

≪玉乗り≫と言えば、サーカス。  サーカスと言えば、≪ピエロ≫

デザインは、「ボタンの上で玉乗りするピエロ」です。


まずは、ピエロの絵を描いて、ピエロを刺しゅうしました。
大きさは、3cmX3cm 

赤い鼻が、少し大きすぎました。鼻と口の区別がつきません。

服にはいろいろな色を使って、小さくてもはっきり見えるように、

ポーチは7cm x7cmに仕上げるため
上の写真のように、布をカット。赤い布は裏地です。芯地は、表、裏2枚ずつ用意。

ポーチの開け閉めは、ボタンではなく、マジックテープを使うことにしました。


縫いあがったポーチに、ボールに見立てたボタンをつけました。
この時に、ボタンをつける糸を、ボタンの穴から外に向かって放射状に縫い付けると、

ボールが回転しているように見えます。
ピエロが、玉乗りしながらバランスを取っているように、見えたらいいんですが

7cmx7cmで、ちょうど上の写真の糸、ハサミ、針ケース、ボタンなどがポーチに収まりました。

できあがりです。

またこれから先何年も、出かけるときは、一緒ですよ、ピエロさん!


以前使っていたポーチ(右)と、新ポーチ(左)




2014年9月17日水曜日

京都へ

今年2014年は、東海道新幹線開業50周年だということで、
JR東海ツアーズでは、新幹線とホテルを組み合わせたキャンペーンをしていた。

7月の連休で予約を試みたが、この時は切符が取れなかった。

9月の連休では、帰りの新幹線の時刻が希望の時刻は取れなかったが、
代案として、JR東海ツアーズから提案された時刻の新幹線で予約が取れた。

2014.9.14
朝8時、東京駅出発の新幹線のぞみで、京都へ

2006年の11月に、京都の紅葉を見に行って以来、8年ぶりの京都です。

途中、車窓からの富士山の姿は、うっかり見逃してしまった。残念・・・


10:17 京都駅に到着



そのまま、JR奈良線に乗り換えて、


東福寺駅へ

たった1駅です。









東福寺駅から、

京阪本線に乗り換えて、



出町柳駅まで










出町柳駅から

叡山電車 鞍馬線に乗り換えて、





鞍馬駅に到着


今日は、鞍馬寺から貴船神社を訪ねます。





鞍馬寺の仁王門  門の両側には、狛犬ではなく、阿吽(あうん)のトラが、ありました。


仁王門を少し上がったところから、

日本では唯一、宗教法人が運営するという
ケーブルカーに2分程乗って、


鞍馬寺金堂へ、


金堂の前では、
【金剛床】に上に立つと、パワーがもらえる
パワースポットだということで、人が列を作っていました。

もちろん私も並びました。
この時多分頂戴したであろうパワーは、








この後の、鞍馬山の上り下りで、歩いて歩いて、
使い果たしてしまったようです。

鞍馬山を、約2時間歩いて、貴船神社の前に出ました。


貴船神社の参道


朱塗りの灯篭が、ずら~っと並んでいます
















貴船神社のそばを流れる

貴船川で、

川床料理の床に


提灯がかかっていて、

いかにも日本らしい。












川床に出される料理を作る
料理屋さんが、
貴船川沿いの道路を挟んで
向かい側に並んでいる。

作られた料理は、道路を横断して、
川の上に作られた【川床】に、運ばれていた。


高下駄の歯が10cmもあるだろう
下駄を履いた板前さんが

料理の乗ったお盆を抱えて、
この道路を横断するのを見た。

行ったり来たりきっと大変でしょうねぇ

川床料理を食べに来たらしい着物姿の女性、浴衣姿の女性も多かった。


さて、そろそろ、京都駅に帰りましょう、ここから約1時間かかるでしょう。

京都駅 伊勢丹側11階から

大階段
125段を、降りる


















京都駅
大階段

下から見上げると
イルミネーションが様々な模様や、言葉を映し出して、

しばらくの間、見入ってしまった。



すばらしかった。








この日の、京都駅真ん前の、京都タワーも、

きれいでした。



















この日、予約してあったホテルは、

京都駅から歩いて1分くらい、

京都センチュリーホテル。

ホテルについて、部屋に入ってから、今日どのくらい歩いたか見てみたら、

これは京都に向かう新幹線の車内で、0にリセットしたので、
東京駅での歩数は入っていない。

足の底はジンジン。ふくらはぎは、パンパン

すごく疲れて、この日は、午後9時半には眠ってしまった。



2014.9.15



朝8時少し過ぎ

京都駅


まだ人出は、少な目 






JR奈良線近くのコインロッカーに
必要のない荷物を預けて、
JRで
伏見、宇治へ向かいます。




京都から
2駅目の
稲荷駅で降りて、駅前が伏見稲荷


千本鳥居

多分、千本より多いんじゃないかしら。

次の宇治に向かう体力も残しておきたかったので、

すべての鳥居を回ってはこなかった。
途中で、帰ってきてしまった。





伏見稲荷の

お願い事を書く「絵馬」は、

赤い鳥居の形をしていた。


1本800円

持ち帰ってもよいと書いてあった。


この後、宇治へ向かうのですが、

稲荷駅は各駅停車しか、止まらないので、次の宇治行きの電車が来るまで、20分ほどある。

たった今、前の下り電車が出た直後だった。

そこで、一駅東福寺駅まで上り電車で戻って、東福寺駅から快速下り電車に乗り換えた方が、
宇治駅到着は早いということで、行ったり来たりとなった。




宇治の平等院鳳凰堂

今年2014、平成の大修理で、きれいになりました。

修繕された柱は、丹土(にと)という塗料(黄色い土を焼いたもの)で塗り直されたと、
ガイドさんが教えてくれました。


ちなみに、この写真は、2004年の7月に見に来た時に映した 平等院鳳凰堂

柱の色が、風雨と歳月を経て、

いい感じの古さでした。この古~い感じも、私は好きです。




そして、きれいに金箔を貼って
修繕された、

鳳凰


キラキラに、
輝いています。

また屋根の上で、何百年という
長い時間を過ごすのでしょうか








この後、宇治川に架かる橋を渡って、対岸へ


宇治茶道場、、匠の館というところで、

宇治茶を飲みました。

小さな小さなお茶のセットです。

メニューは、抹茶、煎茶などの日本茶と、
お菓子、だけです。

私たちは,「宇治玉露」と、「かぶせ茶」を注文

日本茶インストラクターが、そばで、
丁寧に、お茶の淹れ方を説明してくれます。



お茶の葉は、思っていたよりも量が多く、お湯の量は、思っていたよりも少なく、

そして、お湯の温度は、思っていたよりも、低い温度でした。

味は、いつも自宅で飲んでいるお茶と比べると、1煎目はかなり濃く、口の中に味と香りが
クワーッと広がりました。2煎、3煎・・・8煎位まででも飲めますが、
最後に、お茶の葉そのものを食べてみてくださいと、小さなフォークがお盆に用意されていました。

最初の一口は、お茶の葉だけを、その後は、ポン酢をかけて、食べてみました。

これが、、、、、ポン酢が、お茶の葉とよう合って、ほんまにおいしゅうございました。

上の写真の急須に入っているお茶の葉を、全部食べてしまいました。

なかなか貴重な体験をさせてもらいました。

この後は、近くの宇治上神社(国宝)に行ったんですが、本殿工事中でした。

正午は過ぎていたのですが、お茶でおなかがいっぱいになっていたので、

抹茶のシフォンケーキを、お土産に買って、京都駅まで戻ってきたら、少しおなかがすいてきた。
京都駅の地下街で、昼食と、夕食を兼ねたような食事をして、

京都駅、17時5分発の新幹線で、東京に19時23分着

東京駅内を、京葉線ホーム目指して、これ以上早く歩けないほどの速さで歩き、

自宅に帰ってきたのは、21時ごろ


この日の歩数は、19951歩
この後お風呂に入って、もう少し歩いたので、20000歩は、越したことでしょう。

2014.9.16は、全身筋肉痛で、つらかったです。

今回、予定に入れていた、東寺には行けなかったので、また次の機会に見に行きましょう。

まだまだ、京都には見ていないところが、たくさんあります。












2014年9月9日火曜日

ユリの花のブローチ2種

我が家の庭に、遅咲きの、と言うか、咲遅れてしまって、
今、きれいに花をつけた鉄砲百合が1本だけ咲いている。

茎の高さも短いし、花は1輪だけなので、今年の新芽なのかな?


これが、今朝庭で写してきた鉄砲百合の写真。
昨夜の雨に濡れた水滴が、まだたくさんついている。

ほかの鉄砲百合は、もうとっくに咲き終わって、種を作ろうとしているのに、
一人で頑張っているようで、健気で、いじらしい。

少し前に、ユリの花を2つ刺しゅうして、ブローチに仕立ててあった。

これは、花びらの幅の中心にむかって、straight stitch で、
すこしずつ糸の向きを変えながら

花びらの重なり部分の下側には、
グレーの影を入れ、

めしべのある花の中心近くには、
薄い黄緑色を、所々に刺してある。



おしべ、めしべ、葉、茎は、
split stitch
葉と茎は、色を変化させて、
陰影をつけている。






もう一つの、ユリの刺繍は、
少しだけ、花びらの形を変化させた

そして、花びらの刺し方は、

long and short stitch の
split stitch で、花びらの先端から花の中心に向かって、

糸の向きを変化させたり、
色を変えながら、刺し進めた。

おしべ、めしべ、茎、葉などは
split stitch

葉と茎は、色を変えながら、陰影をつけた




花びら以外は、同様の刺し方ですが、花びらの刺し方で、花びら自体の質感が違いますねぇ

Needle-painting by Okyo
左は、花びらがクネクネして、柔らかそうですが、右の花びらは、厚くしっかりして見える。

使用したししゅう糸は、茎に3色、葉に5色
花びらに白、グレー、黄緑など、6色  めしべの頭に2色、おしべとその茎に2色

ブローチの直径は、約4cmです。




2014年9月3日水曜日

スミレとグラスの刺繍

春に庭で咲いたスミレの花を数本切ってきて、小さなグラスにさして、写真を撮っておいた。



 いつか、刺しゅうにしてみたいと思いつつ、

時間が過ぎて、夏も終わろうとしている。

この写真を見ると、いかにも涼しそうな色で、

夏の暑さも幾分和らいでくれそうです。







小さなグラスに入ったスミレの絵

左上の絵は、色鉛筆でイメージを描き





右下の絵は、グラスの光の反射と、影を

赤と青で、表示しました。










まずは、グラスの足元から

白とグレーと、わずかに青緑を

刺し加えました。

下の台座部分は、
outline stitch で、

グラスの足の部分は、
long and short stitch で

上に向かいます。







グラスの下の部分だけ、
刺しゅうし終わりました。



水の入っている底の部分で、

光が屈折して、
プリズム効果で、
色を反射しているように、

小さく、4色入れてみました。
右から、オレンジ、黄色、黄緑、緑


さて、、、、、
水の中の、スミレの茎は、
どう表現しましょうか?


水の中のスミレの茎は、
3色のsplit stitchで、ストレートに
刺し、

その間にある水は、satin stitchで、埋めました。


スミレの花は、少しずつ色を変えて刺繍しました。











needle-painting by Okyo
グラスの足元に、鉛筆で小さな影を描き加えて、完成です。

(グラスの中の、空気の部分は、あえて刺繍で埋めることはしませんでした。)




2014年9月2日火曜日

浮き足がま口金具を使ったショルダーバッグ


がま口金具を使ったポーチを作りたくて、
「がま口金具」で、検索をしていたところ、
がま口金具を使ったショルダーバッグのキットを見つけた。

キットの内容は、
がま口金具(幅19cm)
布地, 本革ショルダーひも(長さ調節可能)、 接着芯、 キルト綿、 本革タグ、
作り方説明書、 型紙

メール便で、送料込の税金込での、お値段が、1706円。

同型のがま口金具は、単品で、税込み388円、同型ショルダー皮ひもは、税込み734円
この2点だけで、1122円。
これに加えて、布地と接着芯、キルト綿、飾り用タグ、型紙がついて、1706円は、お買い得でしょ

最初のポーチを作りたい路線からは、少しだけはずれてしまうが、
さっそく注文してしまった。
色違いで6色の中から選べる。   私は、【ライラックグレイ】を選択しました。

キットが到着して、すぐに、作り方説明書を読み、作り始めました。


がま口金具の幅は19cm、バッグ本体の幅は、21cm、高さ18cm、マチ12cm

口がガバっと、大きく開くので、二つ折り財布の出し入れも楽でした。

この浮足がま口ショルダーバッグのキットは、

楽天市場

手作り工房 MY mama というお店で、購入しました。

商品のページから、買った人、作った人からのレビューのページにいくと、

布地を自分なりに変えて作った人、ポケットを工夫した人、レースで飾ったり、それぞれその人なりのアレンジでこのキットを作って楽しんでいる写真が投稿されていて、見ていて楽しい。

私は、型紙によれば、バッグの前も後ろも花柄の布を使うようになっているところを、
花柄は、片面だけにして、もう片面は、焦げ茶色の布で仕上げたので、
キットに入ってきた布が、このような状態で残った。

花柄布の横幅は、30cm位だったと思う。

この残り布を利用して、何かしら作れる。
何度か、型紙と寸法を調整して、こんな小さなポーチを作りました。



18cmのファスナーを使って 

縦11cm、 横8cm、 厚さ3cmのポーチ

片面にだけ、鳥の刺しゅうをしました。

中には、ポケットティッシュ、口紅、目薬の、

私用3点セットを入れられるサイズ

上記ショルダーバッグにも、
もちろん、すっきり入ります。


最終的に残った布地は、これだけ。

使い切った感で、満足、満足

キットに入っていた接着芯とキルト綿は、
まだ、残っています。




このキット作りが、とても楽しかったので、
同じお店で販売している、

がま口金具の福袋 も買ってみようかな