2014年12月22日月曜日

白頭鷲を刺繍

白頭鷲。
なんて,凛々しい、すごく精悍な顔つき。
かっこいい横顔。

ずっと、白頭鷲を刺繍(ニードルペインティング)してみたいと思っていたが、
あまりに鋭い顔つきに、少しの畏れ多い感じを抱いていた。

小さな、直径4cmまでないものです。




後ろにピンをつけて仕上げようと考えています。  



2014年12月13日土曜日

2羽の雀の刺繍

冬になり、気温が冷えてきて、庭に来る雀たちも、夏の頃よりふっくらと丸くなってきています。

地面の上を、ピョンピョンと両足で跳ねて、食べ物を探している姿は、とてもかわいらしいです。

今回は、そんなかわいらしい雀たちを刺繍(ニードルペインティング)しました。

下絵です。
親子のように、大きさに差をつけてみました。

















布に、下絵の線を写し、
まず、あんよから刺繍を始めました。


straight stitch で足と指のラインを刺しておいてから、そのラインを包み込むように、satin stitch












小雀ちゃんの体の下の方からベージュ系の色の、濃淡の刺繍糸を使って、刺しゅうし始めました。

















胸の上の方に上がってくるに従って、明るいベージュ色に、なっています。

















胸のわきの部分は、翼にかかってくるので、少し刺し残しておいて、先に、翼の模様を刺繍しました。


上の写真よりも、暗く映った分だけ、糸の光を反射しすぎず、胸の羽毛の色の変化が分かり易いかしら。













胸の羽毛を翼側に少し重ねるようにして、首から下は完成です。

















小雀ちゃんの頭から、目の周りを刺繍して、クチバシまで来ました。



このままだと、目が入っていないので、非常に、不気味に見えます。

刺繍している私自身も、怖さを感じます。

コワ~~~








目と、クチバシを刺繍して、小雀ちゃんは、ひとまず完成です。


大きな方のすずめ。
体の前側部分

















続いて、しっぽ。



















次に、すずめの左側の翼を刺繍してから、腰から背中にかけて刺し埋めてきたのですが、ステッチ向きが、背の上に行くにしたがって、横向きになってしまいました。

左下から右上に斜めの方向に、刺していくつもりだったのに、。

失敗です。

この背中だけやり直しです。








不自然に横向きになっているステッチを、ほどいているところです。


手前の、右側の翼部分を刺繍する前に気づいてよかった。




翼の羽は、1枚ずつが輪郭線が白っぽいので、先に輪郭線を刺しておいてから、羽の中を刺し埋めていきました。






翼の上の部分と背中まで。



















頭と目の周り。
くちばしは、少しpadding をして、ふっくら見えるようにしました。













あともうすこしです。



くちばしと、目を入れて、
雀に命が吹き込まれたようになりました。


















もう1枚、少しだけ角度を変えて。


  
完成です。





2014年12月12日金曜日

シャツに刺繍

私の水色のシャツ。
全くプレーンで、飾り気がないが、きれいな色で気に入っている。
でも、少しだけ、飽きてきちゃった。

そこで、右側の胸元にだけ、小さな範囲で刺繍を入れることにした。

刺繍糸は、白のみ、ほとんど2本どり。
デザインは、鳥と、花と、葉っぱなどを、入れ込んでみた。

お洗濯にも耐えられるように、ステッチは、なるべく短い針目で。

左側の胸にも、対照的に刺繍しようかしらとも考えたが、ショルダーバッグを左肩に掛けることが多いので、右側の胸にだけ刺繍しておこうと思う。

こういう白1色の刺繍も、あまり主張しすぎずに、かわいらしいですね。


2014年12月11日木曜日

レイヤードスカーフ

先日、オフホワイトのレース編みのスカーフを編んでいるときに、
妹が遊びに来て、私の編んだ紫紺のクネクネスカーフと、編んでいる途中のオフホワイトのスカーフを、首にかけたり、ここをこうしてもいいんじゃない?と言いながら触っていたので、

あぁ、もしかして、欲しいのかな?

と、私の勝手な思い込みで、
妹用に、もう1枚スカーフを編みました。

紫紺のクネクネと、オフホワイトの扇型レース編みを
2枚重ねるようにして、作ってみました。

首にかける向きによって、オフホワイトの面が出たり、紫紺の面が出たり、
くねらせて巻くと、そのたびに少し見た目が変化します。

ちょっと面白いものが出来上がって、自分用にも作りたくなりました。

妹も、結構喜んでくれて、さっそく首に巻いていました。

幅、8cm、長さ144~160cm。重さ69g。

あぁぁぁぁ、もっともっと編みたいけれど、スカーフやマフラーなど、たくさんあるので、

少し、編み物欲を我慢しましょう・。・。・。・。・

2014年12月3日水曜日

オフホワイトの鉤針編みスカーフ

先日の、紫紺色の鉤針編みクネクネスカーフに続き、
オフホワイトの鉤針編みスカーフを編みました。


使用した糸は、綿混、綿50%、アクリル50%。

敏感肌なので、ウールが直接首にあたると、かゆくなったり、プツプツができてしまう。
この糸は、首のあてた瞬間は、ひんやりしているが、徐々に温まってきて、暑すぎて蒸れるということもなかった。
100gあたり、450mの中細。約52g使用。
幅は広い所で12cm、長さは144cm。

2014年11月27日木曜日

鉤針編みのスカーフ

鉤針編みは、ひさしぶりです。

ちゃんと、記号と編み方を覚えているか少し不安でしたが、結構覚えているものですね。

インターネットで見た「クネクネスカーフ」
どこの言葉だか分らなかったけれど、編図だけを頼りに.編んでみました。
毛糸の種類も、太さも、参考になるものは不明です。

ただ唯一、長さはcmで書いてあったので、その隣に書いてある数字が作り目に違いないと信じて、編み始めました。

私が使った糸は、綿混。 綿70%,バンブー30%
100g 840mと、極細なので、2本どりで編みました。

何度か失敗して、ほどき直して、編み直しましたが、どうにか、どうにか完成しました。


編図では、長さ156cm、幅19cmになっていましたが、
私の編み上がりは、長さ114cm、幅10cmでした。
ほんとに細い糸なのでクッタリしたスカーフですが、少し太めの糸で編んだら、きっとふんわりみえるかも・・・
胸の前で、1回結ぶとちょうどいい長さにできました。


2014年11月21日金曜日

白いカラーの刺繍

白いカラー、清楚で、清潔そうで、きれいな花ですね。

今回は、白い苞(ホウ)を持つカラーをニードルペインティングしました。

苞(ホウ)とは、葉が変化したもので、本来の花は、苞の中の黄色い棒状の部分だそうですが、
苞には、白、ピンク、黄色、紫など、きれいな色が目立つので、ここが花びらに見えますよね。

では、いつものように、下書きから、

右側が、鉛筆で描いた
アウトラインと、影。



左側は、色鉛筆で簡単に色を付けたイメージ画です。













クネクネとした葉の、下側の
影になっている部分に、
かなり暗い緑色2色を使っています。

葉の表面にも、明るい所と、影になっているところを、先に刺繍しておいて、その間を、中間の色で埋めていきます。











葉を全部刺繍糸で埋めようかと思っていたが、葉の前と後ろにある、カラーの茎との判別が分かりにくくなりそうなので、

葉の全体埋めは止めて、
半分ほど刺繍して、

茎の方をより浮き上がらせるようにしてみました。

茎は、影の方から明るい色へ、
split stitch で、縦に刺繍糸を運びました。






茎から、白い苞にかけての、色の移り変わり
緑色から、黄色、白へと、

long and short stitchの、split stitch



右側のカラーのまだキュッと巻いている苞の影の部分が、きれいに表現できませんでした。

白いものの影の付け方は、どうしたら、いいのかしら?






出来上がりです。

右上から、光がさしている前提です。
白くてきれいな苞に、グレーを使いすぎると、汚れたようなカラーになってしまうので、
影の色選びが、むずかしかったです。


少しだけ、写真を写す方向を変えて、上から見た感じです。




2014年11月14日金曜日

漢字を刺繍 

今回は、漢字の刺繍 3つ目


[忍者]の、忍。
今回は、筆で書いたような文字にしたかったので、
文字の所々に、筆先を引きずったような、「かすれ」をつけてみた。

文字の曲り部分や、留めの部分には、少し厚みをつけたかったので、satin stitch の下に、
厚さを変えて、padded satin stitch をしてみた。

刺繍糸は、ほぼ黒に近い、チャコールブラウンと、かすれている部分に、少し白っぽい色を使おうと思って、2色用意したが、かすれの部分だけ浮いて見えるので、チャコールブラウン1色のみ使用。

そういえば、つい最近のオンラインニュースで読んだけど、
滋賀県伊賀市の伊賀上野観光協会と,甲賀市観光協会が共同で、2月22日を【忍者の日】と制定して、2015年に、何かイベントをするらしい。


2014年10月17日金曜日

ラッパ水仙の刺繍

 すっかり秋の空気に変わったこの時期に、
季節外れの、ラッパ水仙を刺繍していた。
水仙の球根が植えてある場所からは、来年の春に向けた水仙の芽が顔を出している。


刺繍(ニードルペインティング)のための、下書きの絵。

右の絵は、鉛筆で、主に陰影を、描き込んである。

左の絵は、簡単にイメージをつかむための、色鉛筆での色塗り。













右上から光がさしていると仮定して、ラッパ水仙の茎と、葉に影をつける。

暗い緑色の2色を使って、光が当たっていなさそうなところを、刺繍。

写真で見ると、真っ黒に写ってしまい、残念。




これから、葉と茎の上の方に、刺し進めていきます。





ラッパ水仙の葉と茎の、刺しゅうが終わりました。


















花の後ろ側の、薄い、
シャリシャリした、皮のような物。


















次は、
ラッパ水仙の花の部分を、ニードルペインティング。

イメージがつかみやすいように、薄い色で、花のアウトラインを、
split stitch で、刺してみました。

これだけでも、ラッパ水仙だとわかりますね。










ラッパ水仙の、花びら部分を、刺繍しました。

薄い色の黄色の影をつけるのって、思っていたより、茶色っぽくなってしまいました。














いよいよ、ラッパの部分を刺繍します。

明るいオレンジ色のラッパ。

少し、皺が寄っている感じ。













ラッパ部分の、開いているところを刺し埋めて、フリル状の感じを表現しました。






出来上がりです。









別の角度から
ラッパ水仙の花の部分です。



















出来上がりの、全体の写真です。

このラッパ水仙のニードルペインティングに、
葉と茎で、14色、花びらで、9色の刺繍糸を使いました。

反省点・・・・・
黄色の花びらの部分。
花びらの重なりの所に、もう少し影色を強調しても良かったと思う。

2014年10月9日木曜日

漢字を刺しゅう

今回は、「漢字」を刺繍しました。


「蜂」という漢字です。
最初は右下の3本の横線を、全部黒で刺繍したのですが、

蜂と言えば、黒と黄色の横縞模様を持っている【ミツバチ】をおもいだし、

上、下の2本をほどいて、上を黄色と、下を山吹色で、刺しゅうし直しました。

文字は、サテンステッチ、周囲の丸は、アウトラインステッチです。

もうひとつ、

「亀」という漢字です。

アニメの孫悟空が着ている、胴着についている、亀仙人一門のトレードマークを意識して、
線を描き、刺しゅうしました。

どちらも、丸の直径は、4.5cmほどです。

まだ、ほかにも漢字や、ひらがななど、考え中です。

お寿司屋さんの、湯飲み茶わん風の、魚の名前シリーズもおもしろいかも・・・・


2014年10月3日金曜日

藤の花と蜂の刺しゅう

昨年2013,10月に下絵を描いて、刺しゅうをさし始めた藤の花。

ちょうど1年たって、今日、ようやく出来上がった。

途中で飽きてしまって、放っておいたり、またさし始めてみたり


色鉛筆で、簡単に色を縫った図案
途中で変更をしたところもあり、出来上ったものは、この図と少し違います。

家にある藤の鉢植えから、
藤の葉っぱを、切ってきて、

刺繍糸の、色を合わせてみました。














家の後ろの藤の木から落ちていた藤の枝を、拾ってきました。



















藤の木の枝の部分の刺繍

光は、右上から射していることにして、色を変えて影をつけています。

藤の木の枝は、
滑らかだけど、
少し乾いている印象。














藤の木の枝のねじれている感じ。

葉っぱは、ほとんど、
サテンステッチで、色を変えながら、ししゅう。

細かいシェーディングはしませんでした。
藤の花の房を刺繍

先に、花の下の濃い紫の部分を、
まとめて刺しておいて、

次に、花びら中心の黄色と白の部分を、刺しゅう。

その後に、花びらの周囲を、刺し埋めていきます。












藤の花によく来る、クマバチ

最初に描いた図案では、藤の花と、クマバチとは、重なっていなかったけれど、

途中で気が変わって、
藤の花の下部と、重ねて、
刺繍してみました。


やはり、重ねない方がよかった。








もう一匹の蜂は、ミツバチに、
変更。

クマバチに、追い払われないように、そっと、上から、藤の花に近づきます。


藤のツル先が、からまっているところ。

下から上に、明るくなるように、
シェーディングしました。

開き始めの若葉は、薄い黄色から、オレンジ色への、色の変化をつけました。




needle-painting by Okyo

出来上りは、こんな感じです。

今回は、60色くらいの刺繍糸を使ったと思います。

やっぱり、全体を見ても、クマバチは花から離れていた方が、良かったね。