2013年5月29日水曜日

スズラン(lily of the valley)の刺繍


4月の末に、我が家の庭に、スズランの花が咲いて、とてもいい香りをさせていた。

数本切ってきて、花瓶に挿し、部屋に飾っておくと、
部屋に、爽やかな香りが満ちてくる。

花の姿もプックリしていて、なんとも言えない可愛らしさがあるが、
香りも良いし、葉も艶々していてきれいですねぇ。

そこで、スズランの刺繍をしてみようと思い立った。

葉っぱの葉脈は,湾曲しながら縦に通っているので、
split stitch で、縦方向につながるように刺して・・・・

可愛らしいまあるい形の花が、思うような可愛らしさにできなかった。

1度、花の部分のステッチを解いて、やりなおし。

小さく、padded satin stitchを下に刺しておいて、上からふんわり感が出るように、satin stitchを、ラフにゆったり刺して、

花びらの反り返りは、daisy stitch を使った。

ところどころに、グレーで、影を付けたが、
考えていたほど効果が出せなかった。

葉っぱの影も、もっと強調しても良かったかな。

花と、香りと、刺繍も楽しませてくれて、

ありがとう、スズランちゃん




2013年5月21日火曜日

トートバッグをリメイク

もう何年も前だが、「東京おもちゃショー」に出かけたときに、
会場で、お客さんたちに無料で配られていた、トートバッグ

バッグの片面のポケット位置に、企業さんのロゴが入っている。
捨ててしまうには、惜しいけど、
ロゴが入っていて、そのまま使うのには、気が引ける。

厚手の、丈夫な生地で作られていて、使いやすそうだ。

そうだ、リメイクしよう。

ロゴが表示されているのは、縦15cm、横10cmほどの範囲

そこを、別布で覆ってしまうことにした。


手持ちの布に、我が家の猫が、
いつもするポーズ(後ろ足を、後ろにう~ううと伸ばして、ストレッチ)を、刺繍してみた。

その布を、ポケット上のかぶせるように手で縫いつけた。

上の部分を縫いつけなかったので、もうひとつポケットが増えたことになる。



うちの猫 14歳





 お買い物に、大活躍してくれる猫バッグになりました。

2013年5月18日土曜日

シースルーテスト

先日、桜の花びらを刺繍したときに、padded satin stitch の、

表面のsatin stitchを透して、下に刺した色がほんのり透けて見えて、

キレイだったので、ほかの色でも試してみました。

まず、下地に、左から
797/961,  3809, 700, 961, 961, 819,

そして、これらの上に、左上から
3756, 746, 746, 3756, 819,  819
下2つは、746 on 746 , 3756 on 3756,

少しわかりにくいけど、
上一番右は、薄~いピンク 819の二段重ね 糸の束の色そのままです
下左は、薄~い黄色 746の二段重ね 
下右は、薄~いブルー 3756の二段重ね

上の左から5つが、下地に濃い色を使って、上から薄~い色を重ねて、透け具合を見てみました。

一番左から、ブルー797とピンク961を半々ずつの上に、薄いブルー3756を重ねて、
2番目は、ブルー3809の上に、薄い黄色746を重ね、
3番目は、グリーン700の上に薄い黄色746を重ねました。
2と3の間の下列にある薄い黄色746単色と比べると、違いがわかります

4番目は、濃いピンク961の上に、薄いブルー3756を重ねました。
下列に刺してあるのは、薄いブルー3756の単色です。色の違いがハッキリしてます。

5番目は、濃いピンク961の上に、薄いピンク819を重ねました。
右隣の薄いピンク819の単色と比べると、ハッキリ色の違いが出ました。

どれも、違いはわずかと言ってしまえば、それまでのことだけれど、
上に、白っぽい薄~い色を重ねて、色の効果に差が出るのは、興味深いことでした。

2013年5月13日月曜日

桜の花びらを、刺しゅう

我が家の庭の芝生の上に、小さな白いものが転々と、落ちていた。

近づいて、手にとって見たら、桜の花びらだった。

隣の空き地に、一本、八重桜が植えられている。

その八重桜の花びらが、風に舞って、我が家に飛んできたのだ。


八重桜の花の色は、ソメイヨシノの花よりも、ピンクの色が、濃い。

ソメイヨシノは、花びらだけ見たら、ほとんど、白の見える。

八重桜の花びらの色は、

本当に、キレイ。

桜色として、イメージする、その色だ

自分が持っている、桜の花びらに近い色の刺しゅう糸を、本物の桜の花びらと、一緒に並べてみた。




なんと、繊細な、ピンクのグラデーション

手持ちの、刺しゅう糸では、全然ピッタリする物がない。

しかし、無理やり、刺しゅうしてみた。

図案は、簡単なもの

刺しかたをいろいろに、
satin stitch , long and short stitch ,padded satin stitch, outline stitch, french knots stitch

などを使って、それぞれ違う桜の花びらに、してみた。

楽しかった。

特に、padded satin stitch(右下のもの)は、下に、濃いピンクを,刺しておいて、

その上に、一番白に近いピンクを重ねたら、上のピンクを透して、下の濃いピンクが、

ほんのりと、色を添えるように見える。

なんて、かわいい色なんでしょう!!

と、自画自賛、



2013年5月10日金曜日

編み方のテンションを、考える

編み物を始めて、もう何年もたつが、その間、どうも自分の編地はゆるめだと思っていた。

編み物を始めてしたのは、中学生のとき。友達に手ほどきを受けた、かぎ針のピンクのマフラー。

そのときに、ようやく出来上がったマフラーを、
「糸が、きついね。」と言われた。

確かに、首に巻いてみても、編み方がきつくて、ゴワゴワして、気持ちよくはなかった。

その後、どうしたら柔らかい編み方ができるのか、自分なりに工夫して、

かなり柔らかい編地を作ることはできるようになったが、

毛糸に表示されている目数、段数に従って編むと、サイズが大ききなってしまうので、

自分の編んだゲージの、目数、段数に、必要な倍数を掛け算して、パターンを作り直してから、セーターや、ベストなどを編んでいた。

この手直し作業は、模様編みになると、頭が痛くなった。

何十年振りかで、自分の編み方テンションを、変えてみようかと考えた。

上の写真は、どれも、25目、30段で編んでいる。

左から、3号針メリヤス、今までのテンション、縦11cm、横11~12cm
     3号針1目ゴム編、今までのテンション、縦11cm、横9cm
     3号針1目ゴム編、きつめのテンション、縦9,5cm、横8cm
     3号針メリヤス、かなりきつめのテンション、縦8cm、横9cm
一番右、6号針メリヤス、きつめのテンション、縦9,75cm、横11cm

毛糸の帯に、表示されていた針と、ゲージは、4~6号針、22目29段

太目の針で、きつめに編むのが、参照ゲージに一番近くなった。

でも、ず~っと、きつめのテンションで編んでいると、ものすごく手が疲れてしまう。

改革には、時間と、練習が必要だ。



2013年5月2日木曜日

小さな丸を、練習 (色遊び 3)

日本刺繍の、工房に入った新人さんたちは、ひたすら、丸をきれいに仕上げる練習をするのだと知って、わたしも、やってみた。

私は、日本刺しゅう用の絹糸は,触ったこともないけれど、25番刺繍糸で、刺してみた。

布の上に、きれいな形に丸を描くのさえ、むずかしい。
線を描くペンによって、布が引っ張られるので、いびつな形になってしまいがち

下書き線を描いたら、円周を、outline stitch か、split stitchで、ぐるっと1周
この線をガイドラインとして真ん中から、satin stitch を、右に(左に)刺していき、
端まで来たら、また真ん中から左に(右に)

慎重に刺しているつもりが、駄目だ~



楕円形になったり、レモン型になったり、
糸の流れは乱れ、   やはり、むずかしい~

でも、楽しいぃ  もっと、やりたい

2013年5月1日水曜日

ソラマメを刺しゅうしてみた

草花の種や、樹木の通販冊子を見ていたら、ソラマメがおいしそうだったので、

刺しゅう糸で、needle-painting にトライしてみました。


ソラマメの、豆の部分に、4~5重に糸を重ねて、厚みを出したので、
豆の中心部の、long and short stitch は、針を刺すのがきつくて、たいへんでした。