2012年11月29日木曜日

チクチクしない毛糸で、帽子を編む(1)

先日、買った敏感肌にも、チクチクしない優しい肌触りの毛糸で、帽子を編みました。
アクリル100%ですが、「新世代アクリル」と言うだけあって、
期待以上に、やわらかです。トルコ製です。

使わせていただいたパターンは、DROPSさんから

編みあがったら、形を保つために、湿らせて、大き目のお皿にかぶせて乾かすように、との指示があったので、そうしてみました。

お皿の直径は、約27cm
帽子を、お皿にかぶせる際に、ゴム編み部分(写真では、お皿の裏側)を、めいっぱい伸ばすようになって、少し、不安もあったが、
レースの模様が、お皿に沿って、良く伸びてくれて、編み上がりにはクネクネしていたレース模様がきれいに、浮き上がってくれた。

しかし、お皿にかぶせていると、
いつまでも、乾きにくく、お皿の表面が、湿っているので、
他に、何か通気性の良いものはないかしらと探してみました。
そして、サイズも大きすぎず、通気性を確保できるものを見つけました。

折りたたみ式の、蒸し器です。

これに、ふんわりと、まだ湿っている帽子をかぶせて、乾かしました。





そうして出来上がりは、


おでこにあたる部分も、首や耳も、チクチクしませんでした。
軽いので、かぶっていることも、忘れるくらいでした。
なんと、48g で出来上がりました。かる~い。

wool 100% の帽子では、おでこや、首がチクチクかゆくなりますから
かぶっていると、気になります。
この毛糸は、本当に私に合っているみたいです。

1玉100g巻きなので、もうひとつ、編めそうです。

この毛糸は、≪内藤商事の、Everyday,
こちらのショップ 毛糸蔵かんざわ さんで買えます。
  



2012年11月27日火曜日

敏感肌に優しい、毛糸

敏感肌なので、毛糸や、表面のざらざらした生地の物は、
かゆくなって、ポチポチができてしまう。

wool 100%のものは、シャツの上に着たセーターでさえ、チクチク、ムズムズ感じることがある。
かわいがっている猫に、ほお擦りすると、その部分が、しばらくの間、ポチポチと小さくふくらんで、かゆみが出てしまう。
2011年暮れから、2012年にかけて、特別に敏感肌が、ひどくなった。
今現在は、かゆみはないが、首の後ろなどは、自分の、髪の毛でも気になる。
そこで、wool を含まない、チクチクしない毛糸を、探して回った。
wool 100%のタートルネックのセーターは、最悪だが、
ポリエステル100%の、タートルネックのセーターは、かゆくならないで、着ていられるからだ。

そして、ようやく、ようやく、見つけました

新世代アクリル
New generation technology
だそうな

さわり心地は、ふんわりと、弾力があって、滑らか、
毛糸自体が、毛羽立っていないので、まったく、チクチクしません。

どんなものかと、お試しで、3色買ってみました。
モスグリーンと、濃いグレーは、100g巻き、真ん中の白いのは、ベビーとなっていまして、25g巻き。
毛糸の1本、1本が、空気を含んでいるように、ふんわり柔らかで、気持ちいいです。
早速、モスグリーンの毛糸を使って、ゲージを編んでみました。
毛糸の表示には、6~7号棒針で、18目、26段と書いてあります。
わたしは、6号棒針で、18目、24段で編めました。

編みながら、左手の指の表面を、スルスルと、滑らかに、毛糸が通り過ぎます。wool 100%だと、左手の、いつも毛糸が通る箇所が、カシャカシャと、刺激を受けて、かゆいような、ムズムズするような感覚になることがありますが、この毛糸は、まったく違和感なく、編むことができました。

それに、編地もとってもきれいに、みえます。
アンチピリング加工をして、毛玉ができにくくなっていること、表面にアルパカやカシミアのような手触りと、光沢が・・・と書いてありました。
確かに、光沢があります。滑らかさからくる光沢でしょう。

ゲージを、しばらく敏感な首筋に当てておいても、チクチクかゆくなりません。
むしろ、当てていて、気持ちいいやわらかさです。

それに、ウォシャブル、
もう、早く、何か編みたくて、ウズウズしています。

このような、敏感肌にも優しい毛糸を作ってくれて、ありがとうございます。
この毛糸は、ここで買えます。( 楽天市場内の毛糸屋さんに、リンク)

ベビー(ちょっと細め)は、こちらからどうぞ 内藤商事毛糸 NASKA エブリデイベビー




2012年11月19日月曜日

ノートカバー(notebook covering)

縫った物、縫いたいと思った物、編んだもの、編もうかなぁと思った物
刺しゅうに関する図案 など、
手作りに関わるものを、何でもかんでも、書き留めておくノートブック

そのノートに、カバーをつけました。

表も、裏も刺繍で、仕上げてみました。
表になるほうは、シンプルに、whitework と、handmade noteの文字は、couching stitchで、

裏になるほうは、いろいろなstitchを、さまざまに散りばめて、samplerのように刺しゅうしました。

裏側の刺しゅうは、何をどこに刺そうかと、何色の糸で・・・など、
悩んで、迷っている時間のほうが、実際に手を動かしている時間よりも、長くかかりました。

でも、楽しい時間には間違いありません。

2012年11月12日月曜日

もみじの、ランプシェード。

以前、掲載した「トンボたちの、刺しゅうのlampshade
これと同じピラミッド型で、もうひとつ、
もみじの紅葉が、美しい、ランプシェード(lampshade) 作っちゃいました。

和室の隅で、ぼんやりと、おだやかに、灯っています。
隣には、クロ豚の、蚊取り

昔の、ぶどう狩り少女

もう20年も前に、作った、「ぶどう狩りの少女」
ず~っと、壁に掛けておいたので、かなり汚れていた。
時々、はたきで、ほこりを落とすだけでは、年を重ねた汚れは、防ぎきれなかった。
スカートの部分を、指でこすると、穴が開いてしまった。
直射日光の射さない所の、壁に飾っていたのに、経年劣化は、拒めない。

周りの、額代わりの桜の枝は、透明ニスを塗っていたおかげで、まだ、ツヤツヤしている。

少女が斜面に立って、腕を上に伸ばしているデザインが、気に入っていたので、作り変えることにした。
裏に布を張って、ホチキスの針で、桜の枝に留め付けていたので、
そーっと、ホチキスの針を抜く。枝のほうは、まだしっかりと硬さを保っている。
青い刺繍用の布も、布ケースの奥から、引っ張り出され、久しぶりに、陽の目を見た気分だろう。

スカートにした布は、見つからなかったので、別の布で、縫いつけ。

サイズは、額の内周と外周を、大まかにペンで、布に印しただけで作ったので、出来上がって、額にあわせてみたら、
肝心の葡萄のほとんどが、枝の影に隠れてしまうという大失敗。

葡萄を見せようとすると、少女の足元が枝に隠れてしまう。
仕方がないので、少女の足元を少し枝に隠し、草で、見えにくくごまかし。
葡萄は、下に追加して、刺しゅう。

またこれから、20年 がんばってほしい。

2012年11月5日月曜日

セーターのリメイクで、帽子(2)

まだまだ、あまっている毛糸で、帽子を、もうひとつ編みました。

コットンの糸で、カーディガンを編んだときに、参考にさせていただいた、
DROPS Designのサイトから、
かわいい帽子を見つけました。
タイトルは、Rosebud (バラのつぼみ) 131-47
モデルさんがかぶっているのは、真っ赤な毛糸で編んであるので、
もう、すっごく、キュートなんです。タイトルどうり

でも、わたしは茶色のバラのつぼみを、編みました。

茶色の毛糸では、
キュートかどうかという点では、かなりレベルが下になるでしょうが、
顔にかかる縁が、いきなり縄編みなのと、頭頂部の、ツンととんがった感じは、すごく、かわいいです。

この帽子は、ちょっと変わった編み方で、縄編みの上の部分は、ガーター編みで、引き返し編みを繰り返しながら、
三角に近い、台形方に編んで、後ろ側で綴じました。

2012年11月2日金曜日

セーターのリメイクで、帽子(1)

セーターを解いて、ジャケットを編んだ残りの毛糸で、帽子を編みました。
1100gのセーターから、約700gのジャケットに作り変え、
残りの毛糸で、3個の帽子を編みました。

その1

先日紹介した紺色の帽子と、縄編み模様が違うだけで、編み方は、同じです。
最初に、縄編み部分だけ頭のサイズに合わせて編んで、輪にとじてから、
上の部分と、下の部分を、それぞれ拾い目して、4本針で、輪に編んで行きます。
上の部分は、6の倍数で拾い目をして、編み進めます。減らし目をして、最後に、針に残った6目に、毛糸を通して、引き絞ります。

この帽子は、母が持っていきました。

2012年11月1日木曜日

knit-capの作り方

極太の紺色の毛糸で、帽子を編みました。

まず、頭の周りに、縄編みをグルッと入れたかったので、縄編みの部分だけ、16目の作り目をして(両サイドには2目ずつ裏目を編んでいるので、1模様は12目8段)、縄編みを編みます。

途中、何度も自分の頭に直接編地をあてがって、長さを確認。
自分のサイズで作れるのがhand-madeの最大の利点です。
私の場合、96段、56cm、(もしかして、少し頭、大きめ?)
56cmの、細長いものを、綴じて輪にします。
96段から、綴じるのに2段使ったから、残り94段。
この輪になった94段から、84目拾い目をして、4本針で頭頂部に向かって編んでいきます。拾い目は、頭頂部で最後には6目に減らしていくので、6の倍数で拾い目を、なるべく均等にします。
3段メリヤス編みを編んだら、4段目から毎段減らし目をします。
14目ごとに、マーカーをいれておきます。
このマーカーの手前2目を、左上2目1度に編んで、1目ずつ減らし目し、
1段ごとに6目ずつ減っていくことになります。
13段減らし目をすると、針に残ったのは、6目になります。
糸を切って、6目の中に通して、引き絞ります。

上の部分はできました。次は、下のほうへ取り掛かります。
94段から90目拾い目をして、4本針で輪編みです。
5段メリヤス編みをして、頭にかぶってみて、耳がどうにか隠れるような丈になったので、引き抜き綴じをして、さらにピコットを5目ごとに入れながら、細編みを1周して、終了。
丈は、21cmでした。もう1cmくらい長くてもよかったかな と思います。
極太でも、75gで出来上がりました。