2012年9月12日水曜日

ほととぎすの、刺繍

ほととぎす 不如帰
体長は、28cmくらいと言うから、ひよどりほどの大きさ。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三者が、鳴かないホトトギスにどう対処するかで、それぞれの性格を表現した川柳を、学校で勉強した覚えがある。
「鳴かぬなら、殺してしまえ、ほととぎす」 織田
「鳴かぬなら、鳴かして見せよう、ほととぎす」 豊臣
「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ほととぎす」 徳川

needle-painting by Okyo

ホトトギスは、春に、渡りでやってきて、
大きな声で鳴きながら、飛んでいます。

「とっきょきょかきょく とっきょきょかきょく」と、

そして、うぐいすなどの巣に、自分の卵を産みっぱなしにして、托卵します。
ホトトギスの雛は、うぐいすの雛よりも早く卵からかえり、まだかえっていないうぐいすの卵を、背中に担ぎ上げて、巣の外に落としてしまうのです。

なんという事をするんですか!

うぐいすの巣の中に、一羽だけ残ったホトトギスの雛は、うぐいすの親がせっせと運んできてくれるえさを独り占めで、うぐいすの親よりも、大きく育つのです。

ちゃんと、自分の生んだ卵は、自分で育てましょうよ。

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